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番外編 - 栂池自然園 [植物]

 16日に、栂池自然園に花を見に行ってきました。自然園入口には、シラネアオイの花が咲いていて、期待しましたが、時期的には少し早すぎて、木道も雪が残っていて奥の方は行けませんでした。みられたのは咲き始めのミズバショウだけでした。
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シラネアオイ

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残雪とミズバショウ

 ここは早めに切り上げ、少し高度の下った「栂の森遊歩道」へ向かいました。ロープウェイ自然園駅から栂大門駅に下り、ゴンドラリフトに乗り換えのため、栂の森駅に行く途中にこの「栂の森遊歩道(約700m)」への出入り口があります。サンカヨウやエンレイソウの花がすぐ見つかり、時期的にはこちらの方がいろいろな花が楽しめそうでした。ノビネチドリ、ツバメオモトは初めて見ることができました。キヌガサソウやキクザキイチゲも見られました。
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ノビネチドリ

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ツバメオモト

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キヌガサソウ

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キクザキイチゲ

 「栂の森遊歩道」のあたりは、いいタイミングだったようです。








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シロイヌナズナ [植物]

 大柏川沿いの散策をしていて、イヌナズナに似た野草を見つけました。調べてみるとどうやらシロイヌナズナのようです。シロイヌナズナとなると、三浦しおんさんの「愛なき世界」を思い出しました。
ちょっと長いですが、立命館大学の石水研究室のブログに、この小説とシロイヌナズナのことが書かれているの抜粋させていただきます。
(www.ismz.sk.ritsumei.ac.jp/blog/2018/10/272302.html)
 シロイヌナズナの葉の形態形成の研究をしている女子大学院生本村さんと研究室近くの定食屋さんで料理人を目指す純粋な藤丸くんの周りをめぐる日常が描かれています。
 シロイヌナズナ変異体の作成や遺伝子の解析をしている場面が詳細に描かれていますが、その記述が正確で驚きます。植物科学研究に興味を持っている人には勉強になると思います。三浦しをんさんの取材力と勉強量、文章力によって、わかりやすく書いてくれていて、研究の苦労もうまく描写されていて、植物研究者が読むと共感できるところが多くうれしくなるところがあります。
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シロイシナズナ 2022/4/12




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キンギョソウ - 髑髏のような蒴果 [植物]

昨年、テレビでキンギョソウの蒴果が髑髏のように見えることが紹介されていました。キンギョソウは公園などでもよく見かけますが、花が終わると植え替えられたり、枯れた花は摘まれたりして、髑髏のように見えるという蒴果は、目にする機会がありませんでした。それならば、自分で確かめてみようと思い、この4月にキンギョソウの苗を購入、ベランダで育ててみました。綺麗な花を楽しんだ後、いよいよ髑髏のように見える蒴果ができてきました。髑髏のように見える殻にある、目や口にあたる穴の所から中にある種が出るということのようです。
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